ハワイでのクリスマスとハワイの歴史|ハワイで働く日常

2020年10月09日

投稿者:Rie Ishii さん

Christmas season

2020年09月03日

ここハワイのワイキキでは、ツーリスト向けのイベントが沢山開催されていますが、年々新しいイベントが増加傾向にあると考えられています。

 

そして、アメリカでのビックイベントは全部で4つあります。

4th of July(独立記念日)、Halloween、Thanksgiving(感謝祭)。

今回は年の一番最後を飾るビックイベントの4つ目、クリスマスについてお話をしたいと思います。

 

 

クリスマスギフトはお歳暮?!

 

11月第4週目の週末頃に迎えるThanksgivingが終わった翌日、ハワイの街並みは一気にクリスマスになります。

気づくとクリスマスツリーやサンタクロースの装飾品が飾られているので、いったいいつ準備したんだろう?とビックリするくらいの変わり様です。

 

12月も半ばくらいに差し掛かると、クリスマスギフトを持って職場にくるスタッフがチラチラ現れはじめます。

それは、クリスマス用にデコレートされた大きな大きな(本当に大きいです)お菓子の缶ボックスを持ってくる人もいれば、手作りのケーキを持ってくる人もいたり、人によって様々です。

 

クリスマスギフトを渡す時は、もうすでに「今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。メリークリスマス」という言葉が発せられ、メリークリスマスの言葉も日本でいう年末のご挨拶になります。

日本の感覚でいうと、まだクリスマスではないのに年末のご挨拶と一緒ってへんな感じだなーと思いますよね。

 

このクリスマスギフトは、職場や友人、家族だけではなく、お子様がいるご家庭では学校の先生や、仲良くしているお母さん達にもプレゼントをされるそうです。

クリスマスギフトとは、日本でいうお歳暮に当たり、年末のご挨拶の一環行事なのだとハワイ生活で私が初めて知ったことでした。

 

MELE KALIKI MAKA

 

イルミネーションツアー@ワイキキ

 

ワイキキには1年中ツーリストで溢れかえるので、クリスマスシーズン中のワイキキも本当に綺麗なイルミネーションが、どこに行っても見られます。

街中もそうですが、ホテルの外観も中も、どこを見ても心がワクワクするくらいキラキラと夜空を明るくしているのです。

 

私はオフの日に、友人とクリスマスツリーイルミネーションツアーを決行しました。

 

日本にいる時もよく仕事帰りにイルミネーションを見に行きましたが、ハワイのイルミネーションは派手なのにシンプルに感じるという、とても落ち着いた気持ちになれます。

そして、ハワイという場所も加わって特別感に魅了されるのです。

 

本当に綺麗。

1年の最後に見られるハワイのクリスマスシーズンは、年度末最後の自分に送る最高のプレゼントです。

 

ハワイのクリスマス ツリー

 

ハワイのクリスマス ツリー2

 

ハワイのクリスマス ツリー3

 

 

Kukaniloko Birth Stones

2020年09月24日

オアフ島のおへそ

 

ハワイ州の島々には、いろいろなパワースポットと呼ばれる不思議な場所があります。

ハワイのパワースポットにはManaという不思議なパワーにあふれている為、Manaを感じようと訪れる方が世界中でたくさんいます。

 

ワイキキから車で約40分程進みますと、ちょうどオアフ島の中心に出ることができます。

ここワヒアワは、別名オアフのおへそと呼ばれる、強力なパワーを感じられる「クカニロコ」があるのです。

かつての古代ハワイ王族たちもここへ訪れていた、大変神聖な場所です。

 

古代ハワイアン王族の出産場所

 

クカニロコでは、ハワイ王族たちの出産場所として利用されていました。

クカニロコにある岩々にはMana、出産をする時の苦しみや痛さを和らげるパワーがあり、ここで生まれた子供には特別なパワーが宿るという伝説があったそうです。

その為、オアフ島以外からもクカニロコで出産をしたいという人々がたくさん訪れ、約700年間ものあいだ、ここで出産を続けてきたという記録が残っています。

 

時は経て現在では、安産や子宝祈願をされるカップルたちに大人気のスポットとなりました。

 

古代ハワイアン王族の出産場所

 

不思議な別世界

 

クカニロコで出産祈願をしたあとに子宝に恵まれた私の友人がハワイへ遊びにきてくれた時、お礼がしたいということで、一緒にクカニロコへ行くことができました。

ここの周りは辺りがパイナップル畑に囲まれていて、突然アスファルトの道路から赤土が顔を出します。

そこに足を踏みいれた瞬間から、もう別世界です。

 

空気感、吹きつける風、そして何が一番すごいって、気配がないのです。

気配がない、ほんとうに別の世界。

 

ゆっくり歩いていくと、目の前には大きな木々に囲まれた岩々たちが顔を出します。

ここがクカニロコバースストーンズ。

やっと感じられる気配に出会えたような感覚で、あまりにも外の世界とは違いすぎて、しばらく茫然と立ちつくしてしまいました。

 

ハワイという島自体、とても神秘的なパワーを持っているところだと私は考えています。

パワーが集まる場所へ行くときは、必ず古代ハワイアンの人達にリスペクトをする心を持ってその土地へ踏みいれる。

そして只々、感じるだけで十分だと思うのです。

 

ハワイはやはり不思議な島です。

だからこそ魅力的なのかもしれません。

 

オアフのおへそと呼ばれる、強力なパワーを感じられる「クカニロコ」

 

クカニロコバースストーンズ

 

 

Kaniakapupu Ruins

2020年10月09日

自分に合う秘密の場所

 

パワースポットや神聖な場所。

それは国それぞれの歴史や伝説、昔からの言い伝えなどにより、大切に保管されています。

 

人それぞれが持つ目的によってその場所へ行ってみると、時々自分に合う、合わないが感じられる時があります。

 

私はハワイの至る神聖な場所へ出向きましたが、やはり合う合わないがあり、それは神聖な場所だけではなく、土地にも感じられます。

 

私はここ最近、久しぶりに自分にぴったりな神聖な場所を見つけることができました。

 

私がハワイへきたばかりの頃、ガイドブックにも掲載されていない秘密の場所があるとロコの友達に教えてもらった場所がありました。

すっかり忘れていた矢先、たまたまハイキングへ行った場所がまさにその秘密の場所、Kaniakapupu Ruinsだったのです。

いま思えば、私はここに呼ばれていたのかもしれません。

 

 

気分はインディージョーンズの大冒険?!

 

Kaniakapupu RuinsはNuanu Pali Dr.の近くにあります。

大々的に看板表示もしていない為、入り口からすでに迷子になります。

草や木などをくぐり、とても細い道を前に進んでいくと、そこはたくさんの竹林で囲まれた緑の世界でした。

本当に見事な緑の世界で、別空間にいる感覚になります。

 

Kaniakapupu Ruinsに行く途中

 

歩きながら聞こえるのは、気持ちの良い風の心地と鳥の歌声だけ。

こんなに自然だけの音でいるのは、いつぶりだろう?と、普段自分がどれだけ機械的な音の中で過ごしていたことさえも考えさせられる道中。

道中は決して楽ではなく、なぎ倒された大きな木もありました。

 

このままどこへ向かうんだろうと、冒険心が出てきた先に道が2つに分かれていました。

運命の分かれ道、迷わず私は左を選びました。

それが、Kaniakapupu Ruinsと出会う為の一本道でした。

 

Kaniakapupu Ruinsと出会う為の一本道

 

緑の世界を少し抜けた場所に、Kaniakapupu Ruinsは静かに姿を現してくれました。

あれ?ここ、どこかで聞いたことがある場所...あ、ロコの友達に教えてもらった場所だ!!と、ようやく思い出した私は、感動に包まれました。

なんて静かで過ごしやすい品のある空気なんだろう、そう思った私は立ち尽くしながらずっと目をつぶっていました。

 

久しぶりの心身休暇。

 

私は帰宅してからKaniakapupu Ruinsについて調べてみたところ、ここはカメハメハの王族達が休暇をとる時に利用していた別荘跡だそうです。

 

現在、新型コロナウイルスにより世界中の人々が外出制限や禁止といった措置をされている中で、ハワイも数か月に渡って外出禁止がなされていました。

 

長い間ステイホームをしていて、さすがに疲れてきていた中でのハイキング。

 

今回のハイキングで、私は最高の場所で「休暇」をとることができました。

またここへ休暇をとりにいけたらいいなと願いながら、今日も自宅にて自粛生活を楽しく過ごしています。

 

緑の世界を少し抜けた場所にあるKaniakapupu Ruins

 

Kaniakapupu Ruins

この記事を書いたのはこの方

コラムニスト:Rie Ishii

▼出身地 埼玉県 ハワイとハワイと、とにかくハワイが大好きなRieです^ ^ J-1visaで大好きなハワイで生活をしながら仕事をするという夢をゲットしました! 旅行できていた時とはハワイの見え方がだいぶ変わり、自分も変わりました!笑 それでもわたしはやっぱりハワイが大好き♡ ハワイはどんな人でも受け入れてくれます。 バリバリなキャリアウーマンに見えて、実はものすごくドジな私も受け入れてくれています(笑) そんなわたしですが、よろしくお願いします♪

新着記事