ハワイ流パーティーとハワイで感じるアメリカ|ハワイで働く日常
2020年08月22日
投稿者:Rie Ishii さん
Kailua
2020年07月29日
♦第2のワイキキ
ハワイへ観光で訪れるツーリスト達は年々増加傾向にある為、主流の観光スポットがワイキキだったものが、現在ではハワイのロコ達が普段生活をしている部分が垣間見える土地にも、観光スポットとして足を運べるようになってきました。
ワイキキより車で約30~40分ほどの場所、島の東側に、カイルアという場所があります。
現在カイルアでは、第2のワイキキと呼べれており、ビーチやレストランはもちろんのこと、ショッピングモールやスーパーマーケット、映画館もあるので、近年ではAir B&Bを利用してカイルアでの宿泊旅行を楽しむツーリストもいます。
ワイキキはとてもにぎやかなイメージがありますが、カイルアはとてもゆっくりとした雰囲気でローカル感を肌で感じることが
できるので、ワイキキとは真逆の雰囲気を味わうことができます。
♦美しいビーチ
カイルアにはたくさんの魅力がつまった町ですが、私がカイルアで一番好きなのは、なんと言ってもビーチです。
カイルアにはカイルアビーチとラニカイビーチがあり、両方ともカイルアタウンの中心部より比較的近いので、レンタサイクルや徒歩で向かうことができます。
カイルアビーチパークに属されているカイルアビーチは、パークの入り口から一味違うビーチを連想させます。
初めてここへ行った時に感じた、南国独特の鳥の声と心地よい風が気分を盛り上げてくれたことを今でも覚えています。
ここにはいつもサンセットの時間になると、カイルア在住の地元民達がビーチに集まり、家族や友達、恋人たちが美しいサンセットを見ようと心待ちにしています。
この日に見たサンセットは、オレンジ色とピンク色。
サンセットがどんどん変色していくので、変わるたびにみんなが感動を口にしていました。
♦全米一のビーチ
カイルアビーチから約10分のところに、全米で一番綺麗なビーチとして何度も受賞しているラニカイビーチがあります。
ここの美しさは、カイルアビーチを更に越えていて、まるで天国にいるような気分になります。
昼間のビーチも素敵ですが、夜のラニカイビーチに犬を連れてお散歩しに行ってみました。
そこで、なんとも不思議な現象が起こったのです。
足元が真っ暗な砂の中に、ものすごく小さなブルーの光が!!!
虫?!石?!砂?!という疑問の中、恐る恐る指で触ってみたら、ブルーの光がさらに濃くなったのです!!
しかも触っても、物体感覚がまったくなくて正体が分からない、、、
でも確かに光っているのです!!!
このブルーの光は、カイルアの地元民の間では有名な現象なのだそうです。
天国の海、ラニカイビーチにはぴったりな本当に綺麗なブルーの光でした。
カイルアには、まだまだ語りつくせない魅力がたくさんあるのです。
Potluck Party
2020年08月10日
♦アメリカ流パーティー
世界中の各家庭や友人同士、また最近では職場でもおめでたい事やお祝い事があった時には、様々なパーティーを繰り広げて祝福をしています。
日本でもお花見の時にはお弁当を作っていき、綺麗な桜を見ながら春を楽しむというパーティー(というよりも、恒例行事?)がありますが、アメリカではポットラックという文化があり、ここハワイでも、度々この場面に遭遇するようになります。
みんなでバーベキューをしよう!
明日○○ちゃんがお誕生日だよ!!
もうすぐでクリスマスだね!!!
といった、日常で起こるイベントがやってくると、持ち物などの打ち合わせをしていなくてもハワイにいる人達は全員が自然とポットラッグという考えがあるので、各々が何かしら持参して、みんなで食べます。
日本人は、人への気遣いや配慮を考えるため、パーティーに持っていく物と言われたら何を持っていこうかと、ものすごく考え込むと思います。
手作りではなく、○○○で購入した方がいいのではないか、相手方に気を使わせないようにあまり高くない物の方がいいのか、と。
こちらハワイでは、そんなに難しく考えません!!(良い意味で...笑)
なんだっていいからです。
ポテトチップス1袋でも、自宅で炊いたお米一合でも、自分が作ったケーキでも、とにかくなんでもいいのです!
みんなで楽しく過ごせれば、その気持ち1つさえあれば、あとは時間に身を任せるだけ。
♦ハワイのロコ直伝のデザート
私は本当にたくさんのポットラッグに参加しました。
チキンを焼いて持ってくる人や、アメリカ独特の特大サイズのボトルジュースを持ってきてくれる人、そして懐かしいちらし寿司を作ってきてくれる人もいるので、多国籍なお料理が食べられるのもポットラックの素晴らしいところです。
まさに、とある日のポットラックで、私はロコの友達が持ってきた手作りデザートが究極においしすぎて、その場で作り方を教えてもらったこともあったのです!
作り方は、とっても簡単。
クリームチーズとサワークリームチーズを混ぜて、そこに好きな量のお砂糖かはちみつを入れ、バニラエッセンスを適量入れるだけです。
あとはそこに自分の好きなフルーツを入れてミックスすれば、出来上がり~☆
私はいつもブドウに、トッピングでナッツをかけたりすることもあります。
こんなに簡単なのに、なぜこんなにおいしいんだろう!!と、不思議なくらいどハマりしてしまい、今では私にとっての食後のデザートなので、毎回自分で作っています。
ポットラックのおかげで、不器用だった私もお料理が少しできるようになりましたよ。
Marine Corps Base Hawaii
2020年08月22日
♦ハワイでアメリカを感じる場所
ハワイ州は誰もが知っての通り、アメリカ領土50番目の州です。
ハワイの街中を歩いていればすれ違う人は英語、街並みもヤシの木や青い海、そして南国独特の鳥の声が聞こえてくるので、日本ではなくハワイにいることは確かなのですが、ハワイにも”アメリカ”を感じる場所があるのはご存知でしょうか。
オアフ島東側にあるカイルアから少し外れた場所に、Marine Corps Base Hawaiiというアメリカの軍事基地があります。
こちらの施設は海兵隊の施設だそうで、かなり広い敷地になっているようです。
そして、関係者以外立ち入り禁止区域となっています。
私は偶然、ここの施設で働いている友人に近くまで連れていってもらえる機会がありました。
カイルアからここへ向かう道中にそびえたつ建て物などが、段々ハワイらしくない雰囲気に包まれていきました。
ハワイなのにハワイではない、どこか異空間に向かう感覚です。
Marine Corps Base Hawaiiが目の前に現れた時に思いました。
ここはハワイではない。
アメリカなんだと。
♦「アメリカ」と「ハワイ」の美しいビーチ
もちろんのこと、私は関係者ではないので中に入ることはできません。
その代わり、友人に中の様子を聞いたり、写真を見せてもらうことができました。
そこは私のイメージとは少し違って、よくテレビや映画で見るアメリカ独特の住宅が立ち並び、アメリカ国旗が家々に飾られていました。
住むこともできるんだなーと、私にとっては知らなかったことだらけでした。
そしてビックリしたのは、スターバックスといった施設も中に設備されているそうです。
飲めるの?!と聞くと、友人は、うん、飲めるよ!と笑って教えてくれました。
Marine Corps Base Hawaiiには、サーフィンができるビーチもあります。
軍事基地で働いていないハワイの地元サーファーからは、ここでサーフィンをしてみたいという憧れの場所として考えられているそうです。
ここのビーチでサーフィンを憧れる人達は、カイルアのラニカイビーチから見えるここの基地を見ながら育ち、将来軍事基地で働いて憧れのビーチでサーフィンをしたいと思う人もいるのだとか。
友人にもらったMarine Corps Base Hawaiiのビーチの写真。
限られた人しか入れないからこそ保たれている自然そのものの美しさが、言葉では表すことがもったいないと感じる程、神聖なものに感じられます。
是非その美しさが、このコラムを読んでいる方へ届きますように。
MAHALO.