コナコーヒー
2023年04月02日
投稿者:cyam さん
先日素敵なカフェを見つけたので、ハワイで親しまれているコナコーヒーについて知りたくなり、調べたので皆さんに共有したいと思います。
元々コーヒーはハワイに自生していたものではなく、海外から持ち込まれたもので、最初にハワイにコーヒーが上陸したのは、カメハメハ大王の時代。大王のアドバイザーの一人であり、園芸の知識に優れていたスペイン人のDon Francisco de Paula y Marin(マリン)という方が、1813年、コーヒーとパイナップルを初めてハワイにもたらしています。
ホノルル港に近い土地を与えられていたマリンは、輸入したコーヒーの苗をオアフの地に植えますが、残念ながら上手く育ちませんでした。ちなみに、マリンが持っていたホノルル港に近い土地の辺りには、現在「マリン ストリート」という小道が出来ており、今は跡地がコーヒーショップとなっているそうです。
そして1825年、イギリスからハワイへと向かった船に、農業に詳しいイギリス人のジョン・ウィルキンソン氏が乗り込み、その船がブラジルのリオデジャネイロに立ち寄った際に、ウィルキンソン氏はアラビカ種のコーヒーの苗木を手に入れ、その苗マノアの谷初めて栽培され始めたそうです。
今はハワイと言えばコナコーヒーが一番有名ですが、コナコーヒーの始まりはイギリス人がマノアの地にコーヒーを植えたことから始まったことを知り、新しい発見となりました。
今度機会があれば、マリンストリートのコーヒーショップへ行きたいと思います。