ハワイ島へ! | ハワイで働く日常

2024年12月16日

投稿者:モトゥヌイのカント さん

会社から連休をいただいたので、オアフ島からに離れ、

ハワイ島(ビッグアイランド)へ行ってきました!!!

そこで今回は、マウイ島の中でも圧巻だった、

マウナケア山について感じたことや今回お思ったこと、

また行き方などについてまとめてみました。

 

マウナケア山について

マウナケア(Mauna Kea)は、アメリカ・ハワイ州のハワイ島にある火山で、

標高は約4,207メートルに達します。ハワイ語で「白い山」を意味し、

冬には山頂付近が雪で覆われることが名前の由来です。

 

マウナケアは以下のような特徴があります。

 

1. 世界最大の山

海面からの標高は4,207メートルですが、海底からの高さを含めると、

その高さは約10,210メートルにもなります。

これは、エベレストよりも高いとされ、事実上「世界一高い山」とも言えます。

 

2. 天文学の聖地

マウナケアは大気が非常に澄んでいて、光害や気候の影響が少ないため、

天文学観測に理想的な場所とされています。

山頂付近には、世界各国の天文台が多数設置されており、

最先端の望遠鏡が宇宙観測に利用されています。

 

3. ハワイ先住民の聖地

ハワイ先住民(カナカ・マオリ)にとって、マウナケアは神聖な場所です。

彼らの神話や文化において、マウナケアは「天と地を結ぶ場所」とされ、

古代から宗教的な儀式が行われてきました。

そのため、天文台建設や観光開発が進む中で、

文化的・環境的保護の観点から抗議活動が起こることもあります。

 

4. 自然環境

マウナケア周辺は固有の植物や動物が生息しており、

特に山頂付近は高山環境で、貴重な生態系が見られます。

また、標高が高いため、低酸素状態が続き、訪問する際には高山病に注意が必要です。

 

5. 観光地としての魅力

マウナケアの山頂からは、息をのむような星空や日の出・日の入りを眺めることができます。

ただし、保護のため入山規制が厳しくなっており、

訪問には事前の許可やガイドの同行が必要な場合もあります。

マウナケアは自然科学、文化、信仰が交わる特別な場所であり、

ハワイ島を象徴する存在です。

 

 

マウナケア山頂への行き方

 

1.アクセスの起点
マウナケアへの道のりは、ハワイ島の主要都市であるヒロまたはコナから始まります。

    • ヒロから:約 1 時間半~2 時間
    • コナから:約 2 時間半

2.サドルロード(ハワイ州道200号線)を通る

ヒロまたはコナから「サドルロード」(Saddle Road)を使い、

マウナケアアクセスロードの入り口へ向かいます。

この道路は舗装されており、一般の車でも通行できます。

3.オニヅカ・ビジターセンター(標高2,800m
山頂へ向かう前に、オニヅカ・ビジターセンター

(Onizuka Center for International Astronomy)

に立ち寄ることが必須です。ここで次のことを行います。

    • 高山病防止のために30分~1時間程度の高度順応
    • トイレ休憩、天候や道路状況の確認
    • 山頂へ行くための最終準備(服装の調整や飲み物の補充)

 

4.4WD車両の利用が必須
ビジターセンターから山頂へ続く道路は非常に急勾配で、

未舗装の区間もあるため、「4WD(四輪駆動車)」が必須です。

2WD車での山頂への通行は禁止されています。

レンタカー会社によっては、マウナケアへの運転が

制限されている場合もあるため、事前に確認が必要です。

 

5.山頂への到達
ビジターセンターから山頂までは約8km、所要時間は30分~45です。

山頂は標高4,207mにあり、そこからの眺望や星空観察は息をのむ美しさです。

 

注意点

 

1.高山病のリスク
マウナケア山頂は標高4,207mに達し、空気が薄くなります。

そのため、高山病(頭痛、吐き気、めまい)に注意が必要です。

・必ずビジターセンターで高度順応を行いましょう。

・体調が優れない場合は登頂を避けてください。

・持病(心臓病や呼吸器疾患)がある方や妊婦、

小さなお子様は登頂を控えることが推奨されています。

 

2.天候の急変
山頂付近は天候が急変しやすく、

特に冬季(11月~3月)には雪や氷が発生することがあります。

    • 防寒着や手袋、帽子などの防寒対策が必須です。
    • 事前に天候を確認し、悪天候時は登頂を避けましょう。

3.道路状況
山頂への道路は急勾配かつ未舗装の箇所があるため、

運転には十分な注意が必要です。

下り坂ではブレーキの過熱を防ぐため、エンジンブレーキを活用しましょう。

 

4.入山規制と環境保護

マウナケアはハワイ先住民の神聖な場所であり、

また繊細な自然環境が広がる地域です。

ゴミの持ち帰りや環境保護への配慮が求められます。

近年、観光客増加に伴う保護活動の一環で、

入山規制が強化されることがあります。

事前に状況を確認してください。

 

5.夜間観察について
山頂は世界有数の星空観測地ですが、夜間は冷え込みが厳しくなります。

また、暗闇での運転は危険を伴います。

夜間の運転に自信がない場合は、ツアー会社が提供する

ガイド付きツアーを利用するのがおすすめです。

 

 

おすすめの観光スポット!!

ハワイ島(ビッグアイランド)は、火山、豊かな自然、

文化的なスポットが魅力的な島です。

以下におすすめの観光スポットを紹介します。

 

1. ハワイ火山国立公園(Hawai‘i Volcanoes National Park)

【特徴】

世界でも珍しい活火山「キラウエア火山」や「マウナロア火山」がある国立公園です。

溶岩大地や火口、溶岩トンネルなどを見学できます。

【見どころ】

・ハレマウマウ火口:火山活動によって時期によっては溶岩が見えることもあります。

・サーストン・ラバ・チューブ:溶岩が流れてできたトンネルを歩いて探検できます。

【注意点】

火山活動による規制がある場合があるので、事前に最新情報を確認しましょう。

 

2. マウナケア山(Mauna Kea)

【特徴】

標高4,207メートルのハワイ最高峰で、世界的な天体観測スポットです。

山頂からは驚くほど美しい星空やサンライズ、サンセットを楽しめます。

【おすすめポイント】

星空観測ツアー:専門ガイド付きのツアーで、満天の星を観察。

山頂からの絶景:日の出や夕日の時間帯が特に人気です。

【注意点】

標高が高いため防寒対策や高山病の対策が必要です。山頂へは四輪駆動車が必須です。

 

3. プナルウ黒砂海岸(Punalu‘u Black Sand Beach)

【特徴】

火山活動によってできた黒い砂浜が広がるビーチです。

ハワイ固有のアオウミガメやタイマイが甲羅干しする姿が見られることがあります。

【ポイント】

・海ガメに遭遇できるチャンスが高い。

・写真映えする美しい黒砂と青い海のコントラスト。

【注意点】

海ガメには近づかず、適切な距離を保つことが大切です。

 

4. コナ地区(Kona)

【特徴】

ハワイ島西部のリゾートエリアで、

美しいビーチやコーヒー農園、歴史的スポットがあります。

【おすすめスポット】

・カイルア・コナ:ショッピングや食事が楽しめる観光拠点。

・コナコーヒー農園:世界的に有名なコナコーヒーの試飲や見学が楽しめます。

・マジック・サンズ・ビーチカハルウ・ビーチパーク:シュノーケリングやリラックスに最適。

 

5. ワイピオ渓谷(Waipi‘o Valley)

【特徴】

かつて王族が住んでいた神聖な谷で、「ハワイの秘境」とも呼ばれます。

壮大な景色が広がる絶景スポットです。

【見どころ】

展望台から谷全体を一望。

ハイキング:体力に自信があれば谷底まで下り、黒砂ビーチや滝を訪れることができます。

【注意点】

谷底への道は急斜面で危険なため、

レンタカーでのアクセスは禁止されることが多く、

ツアーの利用が推奨されます。

 

6. アカカ滝州立公園(Akaka Falls State Park)

【特徴】

高さ約135メートルの「アカカ滝」を中心に、

熱帯植物が生い茂る美しい自然公園です。

【ポイント】

遊歩道を歩きながらマイナスイオンたっぷりの滝を堪能。

写真スポットとしても人気。

【アクセス】

ヒロから車で約30分。

 

7. ヒロ地区(Hilo)

【特徴】

ハワイ島東部の中心地で、伝統的な雰囲気が残る街。自然豊かなスポットも多いです。

【見どころ】

・レインボー滝:晴れた日には滝に虹がかかることもあります。

・ヒロ・ファーマーズマーケット:新鮮な果物やハワイならではのお土産が揃います。

・リリウオカラニ公園:日本庭園が広がる美しい公園。

 

8. ケアラケクア湾(Kealakekua Bay)

【特徴】

キャプテン・クックが上陸した歴史的な場所で、透明度の高い海が魅力です。

【アクティビティ】

シュノーケリングカヤック:カラフルな熱帯魚やサンゴ礁を間近に見られます。

キャプテン・クック記念碑:歴史に興味がある方にもおすすめです。

 

9. サウスポイント(Ka Lae)とグリーンサンドビーチ

【特徴】

アメリカ最南端の地で、独特の緑色の砂浜「グリーンサンドビーチ」があります。

【ポイント】

緑色の砂は「ペリドット(カンラン石)」が含まれているため。

徒歩または4WDでアクセスが可能。

 

10. カハルウ・ビーチパーク

【特徴】

手軽に楽しめるシュノーケリングスポットで、

ウミガメやウミガメや熱帯魚に出会えることで有名です。

【ポイント】

初心者でも安心してシュノーケリングが楽しめる遠浅のビーチ。

波も穏やかで家族連れにもおすすめ。

 

ハワイ島は、火山の壮大な景色、神秘的な渓谷、

美しいビーチなど多彩な魅力が詰まった場所です。

訪問する際は、時間に余裕を持ちながら、自然や文化をゆっくり楽しんでください。

 

 

この記事を書いたのはこの方

コラムニスト:モトゥヌイのカント

福岡出身の28歳です。 J1ビザを取得し、2024年4月からレストランでトレーニングを受けます。 日本にいた頃から、海へ散歩へ出かけたり、ビーチで夕日を見ることが好きだったのでハワイで過ごす休日は、思う存分自然と触れ合いたいと思っています。 また、この1年間で学んだことを活かし、次のステップに進むためにも、すべてを吸収するつもりで、仕事も遊びも全力で楽しみます!

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