ハワイのお花とハワイの文化|ハワイで働く日常
2020年06月14日
投稿者:星奈 さん
ハワイ諸島のお花たち
2020年06月02日
みなさん、ハワイのお花は好きですか?
ハワイに来ると、良い香りのお花に癒されますよね(^^)
実はハワイには、島それぞれに代表のお花があるのをご存知でしょうか?
そこで今回は、ハワイ諸島それぞれに代表されるお花をご紹介したいと思います。
古代ハワイアンたちは、ハワイ諸島の主要8島に、それぞれの島を象徴する植物を定めていったそうです。
まずは一番大きいハワイ島から!
◼︎ハワイ島
ハワイ諸島で一番面積が大きく、愛称はビッグアイランド。
島の象徴カラー:赤
植物:オヒア・レフア
ハワイ諸島でしか見られない固有植物で、
火山地帯で溶岩流が冷えた後、最初に生える木と言われています。
また、レフアは様々な伝説を持つある花でもあるんです。
◼︎マウイ島
ハワイ諸島で二番目に大きい島。
現在は多くの芸術家が住む島として知られているそうです。
島の象徴カラー:ピンク
植物:ロケラニ(小さいバラ)
ハワイ語で”ロケ"はバラ、”ラニ”は天国を表します。
よってロケラニは天国のバラですね!
◼︎オアフ島
ハワイ首都ホノルルがある、世界的なリゾート地。
島の象徴カラー:黄色
植物:イリマ
イリマのレイはロイヤルレイと呼ばれ、
かつては王族しか身につけることが許されていませんでした。
この花の花びらはとても薄く、持ちが悪いため、
その日に大量の花を摘み製作するため、大変な労力を必要とします。
◼︎ニイハウ島
『禁じられた島』として知られるこの島は、
現在個人所有物で、電気・水道もなく、
現在でも古来ハワイの生活が営まれているといわれています。
ハワイ特産として知られるニイハウシェルの産地でもあります。
島の象徴カラー:白
植物:ププ(ニイハウは植物ではなく、貝)
◼︎モロカイ島
放牧とパイナップル栽培が有名な島。
島の象徴カラー:緑
植物:ククイの花。
ククイはとても高価なレイの材料になり、
かつては、上流階級の人だけが着用していました。
ククイのレイ↓
◼︎ラナイ島
以前はドール社が島ごと所有し、パイナップルを栽培していた島で、
別名パイナップルアイランドと呼ばれます。
島の象徴カラー:オレンジ
植物:クウナオア(オレンジと黄色のエアープラント)
いかがでしたか?
お花に溢れるハワイ、こういうミニ知識を持っていると、
また違ったハワイを楽しめそうですよね(^^)
お散歩がてら、是非気にして見てみてください♪
フラの最高峰の大会、メリーモナーク
2020年05月21日
みなさん、Merrie Monarch Festivalはご存知ですか?
ハワイ好き、Hula好きなら一度は聞いたことがあるかもしれませんが、
一年でハワイアンが一番盛り上がる行事・・
それがメリーモナークフェスティバルです(^^)
メリーモナークフェスティバルとは・・・
毎年イースターの一週間後にハワイ島ヒロで行われる、
ハワイ中、本土から選ばれた20以上の男女Hulaのグループが出場し、
4000人以上の観客を集める、Hula最高峰の大会です。
元はといえば、1960年の南米大地震の津波で、
甚大な被害を被ったハワイ島ヒロの復興を祈願し、
ハワイ中の人を集めようと計画されたイベントが最初でした。
このイベントにHulaの競技が加えられたのは、1971年から。
これをきっかけにハワイ文化の象徴としてHulaが見直され、
ハワイの文化復興運動が活発になったと言われているようです。
↓こちらがハワイ島、ヒロの街並みです。
この大会は、フラダンサー達の夢の舞台。
何ヶ月も前から毎日練習してきたダンサー達があの舞台で披露する瞬間、
沢山の想い、熱気とエネルーギーが溢れる
あの空間で見るHulaは、Waikikiで見るHulaとは全く別物です。
実は日本からもネット中継で観ることができます!
興味のある方は是非検索してみてください♪
この大会の最中は、ワイキキでもパレードが行われたり、
カラカウア通りをブロックして屋台などが出たり、
どこもお祭り騒ぎになります。
メリーモナークを観なくても、この時期にハワイに来ると
活気が溢れていてまた楽しめると思いますよ(^^)
最後に、Hulaを消滅の危機から救ったと言われる
デビット・カラカウア王の有名な言葉を。
“Hula is the language of the heart
and therefore the heartbeat of the Hawaiian people"
「Hulaは心の言語であり、つまりHawaiianの心臓の鼓動そのものなのです。」
ハワイアンのルーツであるフラを知ることで、
もっと深いハワイを感じることができるかもしれませんね(^^)
ハワイ文化を学びにカウアイ島へ
2020年06月14日
本日は、ちょうどこの前トリップで行ってきた、
ハワイ諸島で一番最初にできたと言われている島、
カウアイ島を少しご紹介したいと思います♪
まずカウアイ島というと、一番最初にイメージするのが、
長い年月をかけて出来上がった、ナパリコースではないでしょうか?
また、ジェラシックパークの撮影地としても聞いたことのある方もいらっしゃるかな?
この写真を見ているだけでも、
木々の間から恐竜が出てきそうな感じがしますね・・笑
それ以外にも、カウアイには、カウアイ島固有の植物が多くあったり、
雨の多い地域には、情緒溢れるタロイモ畑エリアや、
ハワイで唯一残る伝統的なハワイアンソルトの生産地もあり、オアフとは全く違った顔を持ちます。
静かで、本当にゆったりと時間が流れています。
また個人的には、日本の鳩のように、そこらじゅうに鶏が歩いているのも最初は驚きました。笑
今回カウアイに行った目的は、大会で踊る古典フラの曲の舞台が
カウアイ島だったので、その勉強のためでした。
今回、現地の他チームのKumu(フラの先生)や、ハワイ文化を伝承する方などにお会いし、
曲に出てくる場所を回ったり、お話を聞いたりしました。
↓こちらは、赤土で有名なワイメアキャニオン・州立公園です。
ここへ、フラで使用する衣装を染めるために布を持っていき、
赤土に力強く擦り付けて布に色をうつす作業を行いました。
↓こちらは、踊る曲にも出てくる場所のひとつなのですが、
(場所はワイメアキャニオン州立公園を車で上に走らせたところにあります。)
丁度見に行った際に、滝の部分にピンポイントで太陽の光に照らされていて、
とても幻想的な景色を見ることができました。
今回この旅、一番印象に残ったのがハワイアンが自分たちの島を愛し、文化を大切にする心でした。
フラは日本で例えたら歌舞伎のようなものでしょうか。特にフラをする人々に多いのかもしれませんが、
彼らの文化を背負う責任と覚悟を間近で見て、フラの厳しさ、美しさをまた深く感じました。
また、自分が生まれた島を誇りに思い、文化を大切にできるからこそ、
他人にも優しくできるのだかなと感じました。
ハワイに来ると心があたたかくなりますもんね(^^)
外国人である私が、ハワイの文化を学ばさせてもらっていることに、
とっても感謝の気持ちでいっぱいです。
いかがでしたか?
ハワイの自然、文化を感じにカウアイ島に行ってみたくなりましたでしょうか?
是非、おすすめします♪