チップ文化|ハワイで働く日常
2023年11月23日
投稿者:Nao さん
・どうして今のお仕事を選びましたか?
(企業名を出す必要はございませんので、求人のどんなところに惹かれたか、どんな所にこだわって求人を見ていたかなどを教えてください)
元々接客業をしていたため、同じ業種でお仕事を探していましたが
今までの経験や大学での専攻科目から今の職種を紹介していただきました。
正直最初はやりたい仕事と異なっていたため悩んだ部分もありましたが、
今までにやったことのない仕事を経験でき、楽しく思います。
日本にはないチップ文化がどのような感じなのかも想像がつかなかったのですが、
お給料としてチップをいただけるところも惹かれたポイントの一個です。
コロナ禍の厳しい状況化でも営業を止めることなく
続けていたところが1番関心を持つきっかけになりました。
・ハワイで仕事をして良かった~と思う時はどんな時ですか?
(お仕事中でも、日常生活でもハワイでお仕事をして良かったと思うことがあれば、どんな時にどうして思ったのかなどを詳しく教えてください)
自分のやりたかったライフスタイルを築けているなと感じている時です。
サーフィンが元々大好きでしたが
日本では海に行くまでに時間がかかり、
仕事がない休みの日に行けたら行く…という感じで
サーフィンとかけ離れた生活をしていました。
日本にいた時はずっと自分の思うような
理想の生活ができていませんでしたが、
ハワイに来た今は朝起きてサーフィンをして
午後仕事に行くという自分がしたかった生活をすることができ、
ハワイに来てよかったと心から思います。
また一年を通して温かい気候や英語環境に身を置いて
仕事をできることも魅力的だと感じています。
このライフスタイルをしたくてハワイに行くことを決めたので
来て良かったと思います。
・お仕事している上で、ハワイと日本の文化ややり方の違いを感じるのはどんな所ですか?
(日本とハワイの違いをメリット、デメリットなど両面で教えてください)
仕事をする上での文化の違いはたくさんあり、
日々驚くことがたくさんありますが、
1番大きな違いはチップ文化だと感じています。
日本ではもちろんチップを払ったりもらったりすることはありませんが
アメリカではそれが普通に行われているので
仕事のやりがいにも繋がりますし
モチベーションもすごく上がる気がします。
仕事のやり方に関しては、大きな違いはあまりありませんが
お客さんがいても仕事が終われば堂々と帰る準備をしたり
賄いを食べたりできる点に関しては
日本ではなかなかみられない光景だなと思いました。
・ハワイで働く前と、実際に働いてみてのギャップはありますか?
(日本に住んでいた時に思い描いていたハワイと、実際に住んでみてのギャップがあれば良い方と悪い方の両面で教えてください)
働いてみての大きなギャップはあまり感じていませんが、
やはり観光でハワイに来るのと
実際に長期で海外に住むのとでは全く違う感覚はあります。
日本では何事も時間通りに物事が進むイメージで
今までそれが当たり前の中で生活していましたが、
アメリカでは全く違うということが1番困ったことです。
例えば、申請した書類が期日通りにこなかったり、
予定の時間になっても約束の相手が来ていないなど
思い通りに行かないことがたくさんあり最初は慣れずに困惑しました。
補足情報 ~チップについて~
日本ではなじみのないチップですが、
ホテルやレストラン、タクシー利用などでサービスを受けた際、
心づけとして相手に渡すお金のことをいいます。
ハワイを含むアメリカでは、チップは従業員にとって給料の一部として考えられ
賃金自体が低く設定されている場合が多いです。(主にサービス業)
チップをコインで渡すことはマナー違反です。
さっと渡せるように1ドル札は多めに準備しておきましょう。
また、チップが必要ないサービスもあります。
ファストフード店やテイクアウト、スーパーマーケット
バスやトロリーにも必要ありません。
また、チップも相場があります。
ホテルやタクシー、飲食店などシーンによって様々ですが
大体料金の15~20%前後お渡しするのが相場となります。
例)
ホテル
チェックイン:部屋まで荷物を運んでくれた際、荷物1個に対して1~2ドル
連泊:滞在中は宿泊者ひとりに対して1~2ドル(高級ホテルなら3~5ドル)を部屋に置いておく
ルームサービス:宿泊費に含まれているケースもあり、ホテルによって違うため確認必須。
飲食店
一般的なレストランやカフェ:食事料金の15〜20%
高級店:食事料金の20〜25%
Bar:ワンドリンクあたり1〜2ドル
タクシー
乗車料金の10〜20%
ドライバーが荷物を運んでくれた場合は、荷物ひとつにつき1ドル
お会計の際、レシートにチップの目安が書かれているものもあるので、
それを参考にそのまま払ってもOK。
伝票に「Tip included」「Gratuity included」などと記載されていれば
チップ代込みの料金であるため、支払いは必要ありません。
チップを支払わないと「サービスに不満がある」という意思表示になってしまい、
トラブルに発展することもあるため注意しましょう。