ハワイの歴史のお話し| ハワイで働く日常
2024年08月05日
投稿者:Ayu さん
こんにちは。
ハワイに来てから4ヶ月が過ぎました。
あっという間の4ヶ月です。
最近ではやっとトレーニングにも慣れ、毎日楽しく過ごしてます。
トレーニングにも慣れてきたので休日はお買い物をしたり、
少し遠出をしたり、ツアーに参加したりしていますが、
その際、ドライバーの方がハワイの歴史や観光地などの特徴をお話ししてくれます。
お話しを聞いていると、初めて知ることがたくさんで
自分でも調べたくなるほど、ハワイは魅力的だなと改めて思います。
今回はドライバーさんに聞いたお話の中で
いくつか気になったハワイに関することを書きたいと思います。
アラワイ運河
まずはいつもなんとなく目にしている「アラワイ運河」について。
昔のホノルルには沼地が広がっていたそうで
特にホノルルの中心部や周辺地域には湿地や沼地が広がっており、
これらの湿地帯は都市の発展に影響を与えていたそうです。
アラワイ運河が建設される前、ホノルルの中心部には広大な湿地があり、
この湿地は、降雨によって形成された沼地や湿地で、
洪水や排水の問題を引き起こしていました。
アラワイ運河は、1920年代に建設が始まりました。
目的は、オアフ島の内陸部からの洪水を防ぐためで、
アラワイ運河の建設は、これらの湿地を排水し、
都市の発展を促進するためのものでした。
19世紀から20世紀初頭にかけて、ホノルルの開発が進む中で、
湿地や沼地の一部が埋立てられました。
特に商業地や住宅地として利用するために、
多くの湿地が埋め立てられ、土地利用の変化が起こりました。
この埋立ては、都市の近代化と発展に大きく貢献したそうです。
沼地や湿地が埋立てられることによって、
新しい道路、建物、商業エリアが作られ、
特にホノルルのダウンタウンやワイキキ地区などが発展し、
観光地としても知られるようになりました。
運河の両側には歩道が整備されており、
ジョギングや散歩に利用されることが多いです。
ワイキキビーチ
次はハワイに来た人のほとんどが訪れるであろう「ワイキキビーチ」について。
ワイキキの地域は、古代ハワイアンたちにとって重要な場所でした。
ここでは、アクアカルチャー(水田での栽培)が行われており、
また、王族が休養するための場所でもありました。
歴史的には、ワイキキは王族や貴族のためのプライベートビーチとして知られていました。
19世紀末から20世紀初頭にかけて、ワイキキビーチは観光地として発展しました。
特に、鉄道やホテルの建設が進み、ハワイの主要な観光スポットとなりました。
ワイキキビーチの美しい砂浜と穏やかな海は、多くの観光客を引き寄せる要因となりました。
ワイキキビーチ(Waikiki Beach)の名前の由来については、
ハワイ語の意味と歴史的背景が関係しています。
ワイキキという名前は、ハワイ語で「水が流れる場所」や
「水の流れ」を意味する「wai」および「kiki」から来ています。
「wai」は「水」、「kiki」は「流れる」または「小さな川」という意味です。
したがって、「ワイキキ」は「水が流れる場所」や「流れる水の場所」といった意味になります。
かつてのワイキキ地区は、湿地帯や小川が流れるエリアでした。
地域にはさまざまな水源があり、また湿地や農地が広がっていたため、
名前が付けられたのはこの自然環境に由来しています。
現在では、ワイキキビーチはハワイで最も有名なビーチの一つであり、
多くのリゾートホテルや観光施設が集まるエリアとなっています。
観光地としての発展により、ワイキキはハワイの象徴的な場所となり、
世界中から観光客が訪れるスポットとなっています。
シャワーツリー
次に絶対1度は目にしたことのある「シャワーツリー」について。
ハワイの街路樹として多く植えられているシャワーツリーは、
ホノルル市の樹として認定されています。
シャワーツリーは木によって白や黄色やピンク色、
それぞれがグラデーションになった可憐な色合いが特徴で、
ピンクシャワー、ゴールデンシャワー、レインボーシャワーなど様々な種類があります。
ホノルル市内では、ワイキキの大通り、カピオラニ公園(Kapiʻolani Regional Park)、
サウス・キング・ストリート(S. King Street)、カラニアナオレ・ハイウェイ(Kalanianaʻole Highway)、
ハワイ大学構内、ファーマーズマーケットで
有名なKCC(カピオラニ・コミュニティ・カレッジ)構内などに
たくさん植えられているので、観光客も必ず目にする木です。
特徴は樹高約10mの高木。
花は5月頃から多く咲き始め、秋まで咲き続けるが、冬でもわずかに咲いている場合もある。
花のピークは7~8月で、この時期は花の量が多く、見た目がとてもゴージャス。
逆に花があまり咲いていない冬場は、たくさんの葉に覆われた地味な印象の木である。
葉は深緑色の複葉で、6~10組の小葉からなる。小葉は卵形。
マメ科だが、交配種なので豆果はほとんどつけないそうです。
こうやって何気なく好きなハワイも
詳しく歴史を調べてみると改めて好きになりますね!