デューク像にレイ♪&ハワイの地名の由来|ハワイで働く日常
2023年05月28日
投稿者:cyam さん
ダイヤモンドヘッド
2023年04月11日
先日ダイヤモンドヘッドへハイキングに行ったので今回はダイヤモンドヘッドの歴史についてみなさんに共有したいと思います。
特徴のある形をしたダイヤモンドヘッドは、元々の名は「レアヒ」(Lēʻahi)というハワイ語の名があり、ワイキキから見える形状を表した、マグロ(ʻahi)の額(lae) を意味します。
ダイヤモンドヘッドという名は、クレーターの斜面で見つけた石をダイヤモンドだと勘違いした19世紀の英国の船乗りが「ダイヤモンドヘッド」と名付けたと言われています。
ダイヤモンドヘッドは横から見ると平面な山に見えますが、上から見ると円形のクレーターになっています。約30万年前に形成された約230mのクレーターは、1900年代初頭から戦略的な軍事監視施設として利用され、1968年に国定自然記念物に指定されました。
ダイヤモンドヘッドの火口部分と周囲一帯は、第一次世界大戦の頃から米軍の軍事施設として使用され、1980年代までは山麓に軍の将校クラブも在ったそうです。ダイヤモンドヘッドはハワイ語で「カイマナヒラ」とも呼ばれています。
今回、ダイヤモンドの形に見えないのになぜそう呼ばれているのか、またハワイを創ってきた歴史とも関わりがあることを知りまた一つハワイについて学ぶことが出来ました。
ハワイの地名の由来
2023年04月15日
私が働いているカフェではハワイ語や地名にちなんだ名前のメニューが沢山あるのですが、海外からのお客様はほとんど読むことが出来ません。反対に日本人にとっては比較的簡単で、それは日本人はローマ字読みをする習慣があるからだと気づき、ハワイの地名につけられている名前の由来について興味を持ちました。今回はハワイの地名の由来について調べたことを共有したいと思います。
wai:水 kīkī:湧き出る、流れる
ワイキキは昔、湿地帯で、「そこから水が湧き出る場所」という意味で名づけられた。
hilo:結ぶ、編む、新月の夜
ハワイ島東部にあるヒロ。名づけたのはカメハメハ大王で、彼の家来が、カメハメハのカヌーをティーの葉で編んだロープで係留し、カヌーが盗まれたり流されたりしないようにしたことから由来。
lani:天国 kai:海、塩水
「天国の海」として親しまれているラ二カイ。
ハワイ語の正しい文法で正しく訳すと「Kailani」となる。
kai:海 lua:2
この地区にはカワイヌイとカエレプルという2つのラグーンがあること、そしてカイルア湾には2つの潮流が流れていることから由来。
私がハワイ語を知っているのは、ディズニー映画リロアンドスティッチでリロがスティッチと話している内容からですが、そこでもハワイにはとても素敵な意味を持つ独自の言語があるのだと感動を覚えました。
今度これらの地域へ行った際には、その地名の由来や言葉の意味も思い出しながらその土地の空気を感じたいと思いました。
デューク
2023年05月12日
先日、レイを頂く機会があったので、またハワイの地に戻って来れるようにとデューク像にレイを賭けに行きました。
そこで、日常で何気に聞いたり見ることが多いデュークが一体何者なのか知らないままいつも通り過ぎていたので、調べてみました。
彼はワイキキ育ちで幼少のころからアウトリガー・カヌーや水泳が得意で、ホノルル港で行われたハワイ初の水泳大会で、3つの世界記録を樹立、そして、翌1912年のストックホルム五輪、100M自由形で金メダルを獲得、リレーでも銀メダルを獲得し、以後3大会に出場しメダルを獲得する実力の持ち主だったそうです。
水泳競技生活を引退した後は、水泳とサーフィンを広める活動に力を注ぎ、特にサーファーとしての功績を残しました。サーフィンをスポーツとして世界中に紹介し、アメリカに流行させ、さらにサーフィンがプロ・スポーツになるきっかけになり、そうした功績がのちに「近代サーフィンの父」と呼ばれる所以にもなっているそうです。
また、イケメンだった彼は、ハリウッド俳優としての側面も持っていて、30本ほどの無声映画に出演されていたそうです。そして、その時に着ていたデュークブランドのアロハシャツも注目を集め、自らが広告塔となってハワイの文化を広めました。
さらに、ハワイがアメリカ50番目の州となった1960年には、アロハ大使に任命され、ハワイを訪れる人々を温かく迎える役目を果たし、1968年に77歳で生涯を閉じたあとも、ハワイの人々にレジェンドとして語り継がれ、1990年、生誕100周年を記念して建てられたのが、ワイキキ・ビーチにある銅像だそうです。
こうした歴史や彼の功績を知った今、改めてデューク像からハワイが歩んできた歴史や文化を感じたいと思います。
ハワイの郷土料理
2023年05月28日
先日ハワイの伝統料理が食べられる人気のレストランに行ってきました。
ハワイといえば、ロコモコやガーリックシュリンプ、パンケーキなどが挙げられますが、これらは最近できたハワイアンフードで、もっと古くからあるハワイの郷土料理について3つ今日はご紹介したいと思います。
まず一つ目は「ラウラウ」。ティーリーフやタロの葉で肉や魚を包み、長時間じっくりと蒸して作る料理です。料理名にもなっている「ラウ」には「葉」、「ラウラウ」には「包む」という意味があります。ゆっくりと加熱することで肉や魚が柔らかくなり、食用となるタロの葉にも旨味が染み込むのが特徴。味付けにはシンプルに塩だけを使うことが多いそうです。
二つ目は、牛肉を干した料理「ピピカウラ」です。これはハワイの先住民から伝わる料理で、ハワイ語で「ピピ=牛肉」「カウラ=紐」という意味があります。かつて肉を紐で結んで天日干ししたという伝統的な作り方に由来しています。お店ごとに作り方や味が異なるそうなので、お気に入りのお店を探したいと思います。
最後は、ハワイ語で「蒸し焼きの豚」という意味の「カルアピッグ」。作り方はまず、内臓を取り出した豚のお腹に塩を塗り込み、中に熱々の石を詰めてバナナの葉で全体を包みます。その1頭丸ごとの豚を蒸し焼きにします。蒸すことで余分な脂が落ち、燻製されたような独特の風味が感じられるそうです。
最近のハワイアンフードだけでなくこうした伝統料理にも挑戦したいと思いました。