ハワイの雨季には神話がある!?お役立ち情報色々|ハワイで働く日常

2023年04月02日

投稿者:cyam さん

ナパバレー

2023年02月24日

最近はワインにハマっていて、ハワイに来てから赤ワインが好きになりました。最近はスーパーやワインショップに行ってはワインコーナーを見る日々です。カリフォルニアに近いこともあるのか、ハワイではカリフォルニアのワインを多く見かける気がします。契約終了後はワインの名産地の一つでもあるナパバレーに行ってワイナリー見学をしたいと思っています。

ワインに合う食べ物

今回はナパバレーについて自身の知識を増やすためにも調べてみたので共有したいと思います。

サンセット

ナパバレーの気候は典型的な地中海性気候となっていて、年間で雨は冬場に集中し、ブドウの生育期にはほとんど雨が降らないそうです。ナパバレーが位置するのは、アメリカ・カリフォルニア州北部、サン・フランシスコから車で約1時間の距離にあるノース・コースト。ナパではカベルネ・ソーヴィニヨンが栽培面積の約50%を占め、世界的にも高い評価を得ていて、生産量はカリフォルニア全体の僅か約4%のみと非常に限定的だそうです。産地や品種ごとに味わいは異なりますが、地中海性気候ならではの太陽の日差しを受けるため、一般的にナパのワインは濃厚で力強く、華やかであることが特徴だということを知りました。基本的に赤ワインは常温で飲まれることが多いですが、ナパのワインは冷やして飲むと風味が豊かになると聞いてからそのような飲み方もすることが増えました。ワインだけではなく日本にはない種類やお酒があるので、色々試してみたいなと思います。

 

焼酎

2023年03月01日

前回はワインについて調べたので、次はハワイで作られている焼酎について調べたいと思います。私はハワイに来るまでハワイ産の焼酎があることを知りませんでした。オアフ島ノースショアで作られているハワイ唯一の芋焼酎「浪花」はハワイの温暖な気候とハワイアンの主食だったポイをヒントに、ハワイ産の紫いもを使用して醸造されています。

ハワイの景色

鹿児島に伝わる伝統的な手法で作られる浪花は年間6,000本限定で製造され、希少価値はとても高いそうです。私は以前日本料理屋さんで初めて頂き、美味しさに衝撃を受けました。ハワイの気候が鹿児島でさつまいもを収穫する時期と似ていることから、ハワイでの芋焼酎作りは始まったようです。ハワイの文化や習慣は、日本の文化や習慣がミックスされていたり、日本の文化から着想を得て独自に変化して行ったものが多いと感じることが多く、昔の人たちはそうした共通点やそれぞれの良さをうまく掛け算することがとても上手だったのだなと感じることができました。

ハワイのサンセット

今回の浪花も同様に気候や特産物をヒントに、唯一無二のお酒を作ったこだわりのストーリーにとても感銘を受けました。これをきっかけにお酒だけではなくハワイの文化に触れたり、由来やストーリーを調べて、せっかくハワイにいるのでより理解を深めていければと思います。

 

ハワイの雨季

2023年03月15日

ここ1ヶ月ほど変なお天気が続いていて、晴れていると思ったら突然大粒の雨が降り出したり虹が出たり、また晴れたりとハワイの雨季を実感している毎日です。このハワイの雨季について調べていると、面白い神話がハワイにはあったのでご紹介したいと思います。

マウイ島の東部、ハナという場所にまつわるお話です。

ここに住んでいた半神半人のマウイには、ノエノエ・ウア・ケア・オ・ハナという娘がいました。

ハワイの雨

「ハナに降る霧のような優しい雨」という意味の名前です。

ある日ノエノエは、海辺でカウイキという青年と出会い恋に落ちます。

カウイキは、海の神カナロアからメネフネが預かって大切に育てている青年でした。

やがては海に帰らないといけない運命です。

カウイキと離れたくないノエノエは、父マウイに一緒にいられるようにしてほしいと哀願しました。

ノエノエの決心を見たマウイは悩んだ末、カウイキをハナ湾をのぞむ丘に変え、ノエノエをその名の通りカウイキの丘を優しく包む霧のような雨に変えました。

こうして二人は、いつまでも一緒にいられるようになったということです。

雨季のあるハワイでは、雨はさまざまな名前で呼ばれており、

オアフ島マノアに降る雨、トゥアヒネ。

ハワイ島ヒロに降る雨、カニレフア。

マウイ島ラハイナに降る雨、パウピリなど。

ハワイのサンセット

一説には数百もの名前が付いているそうです。

神話の中でも、雨は恋人たちの涙に例えられている話が多くあるらしく、

こうした神話を知った上で過ごす雨季はまた面白いなと思いました。

 

コナコーヒー

2023年04月02日

先日素敵なカフェを見つけたので、ハワイで親しまれているコナコーヒーについて知りたくなり、調べたので皆さんに共有したいと思います。

元々コーヒーはハワイに自生していたものではなく、海外から持ち込まれたもので、最初にハワイにコーヒーが上陸したのは、カメハメハ大王の時代。大王のアドバイザーの一人であり、園芸の知識に優れていたスペイン人のDon Francisco de Paula y Marin(マリン)という方が、1813年、コーヒーとパイナップルを初めてハワイにもたらしています。

空に月

ホノルル港に近い土地を与えられていたマリンは、輸入したコーヒーの苗をオアフの地に植えますが、残念ながら上手く育ちませんでした。ちなみに、マリンが持っていたホノルル港に近い土地の辺りには、現在「マリン ストリート」という小道が出来ており、今は跡地がコーヒーショップとなっているそうです。

そして1825年、イギリスからハワイへと向かった船に、農業に詳しいイギリス人のジョン・ウィルキンソン氏が乗り込み、その船がブラジルのリオデジャネイロに立ち寄った際に、ウィルキンソン氏はアラビカ種のコーヒーの苗木を手に入れ、その苗マノアの谷初めて栽培され始めたそうです。

ハワイの夕方

今はハワイと言えばコナコーヒーが一番有名ですが、コナコーヒーの始まりはイギリス人がマノアの地にコーヒーを植えたことから始まったことを知り、新しい発見となりました。

今度機会があれば、マリンストリートのコーヒーショップへ行きたいと思います。

この記事を書いたのはこの方

コラムニスト:cyam

コロナ禍の日本で制限された生活を送る中で、 幼い頃からの夢だった海外での生活を実現させたいという想いが益々強くなり、 実際に行動することを決めました。 様々な人種や文化が集うこの島で、色んなことを経験し学びたいと思っています。 悔いのない1年にするために、お仕事だけでなく、プライベートも充実した生活をすることを目標に頑張ります。

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