レイ
2022年11月17日
投稿者:cyam さん
先日、お客様からいつもお疲れ様とレイを頂きました。ハワイに来て初めて生花のレイでとても嬉しかったです。この機会にレイについて調べてみました。
古くからハワイでは森羅万象に神が宿るとされ、レイは、さまざまな植物や動物に宿る神々を崇める手段のひとつとして、また、フラで祈りを捧げる際にも用いられたようです。現在もなお伝統的な文化イベントが行われる際には、欠かせない文化象徴の存在となっていますが、そういった伝統的な場面だけでなく、ただ単純に誰かを思い、時間をかけて素材を集めてレイを作ったり、時間をかけて選ぶこうした贈り手の思いが込められていて、特に特別な機会がなくても、日常的にアロハの気持ちとして贈られるそうです。私が今回頂いたプルメリアには気品、恵まれた人、ひだまりなどの意味がありそうで、満月の夜明けに集めたプルメリアで作ったレイを好きな人に渡すと恋が叶うみたいです。また、プルメリアの5枚の花びらにはハワイの挨拶「ALOHA」の意味がそれぞれ当てられているようです。
A:Akahai(優しさ、親切さ、思いやり)
L:Lokahi(調和)
O:Olu’olu(喜び)
H:Ha'aha'a(慎み深さ、る謙虚)
A:Ahonui(忍耐、我慢強さ)
アロハというと日本人は「こんにちは」だと思っていますが、もっと深い意味のある言葉です。プルメリアにこのような意味が込められているとは知らなかったのでとても良い勉強となりました。
明日、ノースショアの海にレイを返しに行こうと思います。