平均給与:$2000~$6000(平均$2500前後)
語学環境:日本語20%・英語80%
就労ビザ:30~40%

レストランはインターンシップで一番人気の業界となります。理由は、レストランはとても雇用条件が良く、高時給、英語を学ぶのに最適な環境、就労ビザへの切替が高確率という3点が揃っていることがあげられます。
また、企業によっては賄いが出たりと、海外生活での出費において大きな割合を占める食費もほとんどかからず生活することが出来ているので、現地で得た給与で余裕を持って生活することができます。
更に、社内では様々な国籍の方が働いているケースが多く、公用語はほとんどの場合が英語となりますので、英語を学びたい方にもぴったりな業界です。

日本との違い

アメリカのレストランで日本と大きく違う点はチップをもらうことが出来る点です。チップをもらうことが出来るポジションは接客しているポジションに限られますので、基本的にはホールのポジションとなります。その為、ホールでお仕事されている方のお給料は時給+チップということになりますが、その分、時給は低く設定されており、チップで稼ぐようなスタイルとなります。チップはあくまでお客様が食事やサービスに対して金額を決めるものとなりますので、約束されているものではありませんし、時期やお客様の単価によっても異なりますので、変動していくというのも特徴のひとつです。
それに対してキッチンのポジションはチップがない分、時給が高く設定されており安定しているポジションとなります。キッチン内でも英語環境のことも多い為、まずはキッチンで英語力を伸ばし、最終的にホールで活躍されるというのも良いかもしれません。

また、日本でレストランのお仕事というと、低賃金・長時間労働というイメージがありがちですが、アメリカは法律にとても厳しく、サービス残業などを強いることが出来ません。その為、通常は1日8時間できっちり終わります。また、繁忙期などで残業があった場合には、時給が1.5倍支給されると決められておりますので、ご安心くださいませ。

皆さんからよくご質問頂きますが、オーストラリアなどのワーキングホリデーでのジャパニーズレストランとは全く環境や条件が異なりますので、注意が必要です。
良く日本の方々がワーキングホリデーで働かれているジャパニーズレストランは、時給も低く、日本語だけでお仕事をする“アルバイト”となります。ただ、ハワイのインターンシップは最終的にはマネージャーになる為のトレーニングなどをしている企業が多く、“アルバイト”というよりは“お仕事”のイメージの方が強い為、条件も整っており、現地での給与額や語学力の向上などを考えるととても好条件といえます。

ターゲット(お客様)は?

ターゲット(お客様)は?

皆さんが誤解されがちなのが『日本人のお客様が多い』ということです。ハワイのレストランでは、コロナ前の時期でも70~80%は外国人のお客様で、アフターコロナの今では90%以上が外国人(日本人以外)のお客様の店舗も多くございます。
特に、アメリカ本土からの観光客をメインに集客しているレストランが多く、ローカルも数多く訪れるなど、アメリカ人の割合は非常に多くなっております。
その為、社内には英語圏のスタッフが多く在籍しており、社内が英語環境ということになります。

募集ポジションは?

募集ポジションは?

レストラン業界での募集ポジションはざっくり分けると『ホール』と『キッチン』となります。各ポジションによって必要なスキルや人物像が異なりますので、ご紹介させていただきます。

ホールのお仕事

ホールといっても業態や企業の体質によってお仕事内容が異なります。日本のイメージでレストランといわれるような店舗では、業務が細分化されており、①席を案内する、②テーブル担当(注文を取る)、③食事を持っていく、➃お皿を下げる という4つのポジションがあります。
それに対して、カフェのような業態ですと、キャッシャーをやりながらコーヒーを淹れたり、軽食を作ったりということもありますので、上記のどのポジションでも同時にこなしていくような形となります。
いずれにしましても、ホールに求められているのは“英語力”と“接客スキル(明るさ)”です。お客様は英語圏の方が多いこともあり、日常会話程度の英語スキルは必須となります。また、アメリカの方は注文する際、カスタマイズして注文される方も多くいらっしゃいますので、しっかりと理解してオーダーをいただく必要があります。その為、既に語学力に自信がある方につきましては、ホールのポジションでチャレンジするのも良いかもしれません。

キッチンのお仕事

キッチンのお仕事は企業側にマニュアルが用意されておりますので、それを基にお仕事をするものとなります。スキルや経験によってもお仕事内容は若干異なりますが、いきなり大きな鍋を振ったり、責任重大なポストを任されることはありませんので、ご安心ください。企業様が求めているスキルとしては、調理スキルは“自炊レベル”、英語スキルは“ビギナーレベル”でもスタートすることが出来ますので、比較的採用してもらいやすいポジションとなります。
その為、英語力に自信がない方はまずはキッチンから入り、英語力を身に付けたり、メニ
ューを覚えたりしてホールに出ていく方が多くいらっしゃいますので、現地でご自身のスキルを考慮しながら、柔軟に考えていくことが渡米の近道といえるかもしれません。

まとめ

ハワイでお仕事するにあたり、レストランはとても人気業種となります。①高収入・②英語力不要・③就労ビザにも繋がりやすい、という3点からレストラン業界は一番人気がある業界となります。ただし、ご自身の英語スキル等によって出来るポジションは限られることもありますので、業態やポジションについては柔軟にご検討頂くことをおオススメ致します。