ハワイの土曜日限定、インテリアショップで食べられる○○とは?

2023年03月09日

投稿者:Yuka さん

ホノルルで週末を過ごす時、土曜日の朝はKCC Farmers marketに行こうか、Kaka’ako Farmers marketに行こうかが悩みの種かもしれません。私も毎週どちらに行こうか悩むのですが、もしKaka’akoのFarmers marketに行くことにしたなら、ついでに是非立ち寄ってもらいたい土曜限定のポップアップカフェが、おしゃれなインテリアショップの一画にあります。

 

 

Kaka’ako Farmers marketから歩くこと約5分、インダストリアルな雰囲気を残しつつもおしゃれなショップが立ち並ぶKamani St.に面したfishcake(フィッシュケイク)は、Kaka’akoが今ほどクールなエリアとして人々に認識される前からハワイのローカル製品中心に取り扱っているインテリアショップ。その入り口にあるのが、日替わりでローカルのシェフが腕を振るう噂のポップアップカフェです。

 

 

特に土曜日担当のSHIMA-YAのシェフは、麺類、特にうどん作りへの興味が高じて、日本語はあまり話せないものの単身日本へと飛び、香川でうどん作りの修行をさせてもらったという、とても興味深い経歴の持ち主です。

 

そんなシェフが作るうどんもとっても気になるのですが、この日私がどうしても食べてみたかったのは“Biang Biang Noodles(ビャンビャン麺)”。おそらくハワイで最も美味しい手打ちビャンビャン麺だそうです。

 

 

おすすめしてくれた友人によると、11時の開店時に行かないとすぐに売り切れてしまうとのことだったので10時半にはfishcakeに行ったのですが、既に食券を買い求める人々で行列が…。早速食券を買い、麺が提供されるまでの間fishcakeのインテリアを物色。Fishcakeとしてもインテリアショップ単体で営業をするよりも、お客さんを呼び込みやすいWin-winなビジネスモデルですよね。

 

 

ビャンビャン麺は中国の陝西省で食べられている幅広麺で、ビャンという漢字が非常に難しいことがタモリさんの番組でも取り上げられていましたね。うどんに似た作り方ですが、注目すべきはその麺の伸ばし方。クレジットカードを2枚並べたくらいのサイズの生地を両手で持って、縄跳びのようにビョンビョンと延ばして麺を成形していきます。瞬く間に麺が延びていく様は見応え抜群。SHIMA-YAではその手打ち麺に黒酢や粉唐辛子、花山椒などを和えた油麺で提供してくれます。

 

 

実際に食べてみると、うどんを作る修行をしていただけあり麺はもちもちで、見た目よりもボリューム感たっぷり。唐辛子も、スタッフの方はそんなにスパイシーではないとは言うものの、食べ終わる頃にはじんわり汗をかく程。これだけレベルの高い麺料理はハワイに並ぶものがないのでは?と言いたくなるくらい手打ち麺の質が高いです。

 

汗をかいた後は隣のポップアップかき氷屋さんChillest Shave Iceで、自家製シロップをかけたかき氷を。常連さん曰く、ストロベリーミルクがおすすめなんだそうです。

 

 

メニューは週替わりで、うどんかビャンビャン麺が食べられます。Instagramで事前にメニューの告知があるので、気になる方はInstagramの@shimas_oodles.of.noodlesを確認してみてください。

 

今回のコラムを担当したのはYukaでした。

 

SHIMA-YA

Instagram : @shimas_oodles.of.noodles

営業日時:毎週土曜 11:00-16:00(売り切れ次第営業終了)

 

Chillest Shave Ice

Instagram : @chillestshaveice

営業日時:毎週土曜 10:30-16:00

 

fishcake

307 Kamani St, Honolulu

この記事を書いたのはこの方

コラムニスト:Yuka

北欧デンマークからハワイへと引っ越してきたYukaです。今までロンドン、コペンハーゲンとヨーロッパの都市に住む機会が多かったのですが、いつかハワイで暮らしてみたいなと思っていた夢が実現して、自分でもびっくりしています。ミシュランの星付きレストランからストリートフードまで、とにかくおいしいものを食べることが大好きなフーディーなので、今また新たに変わりつつあるハワイのフードシーンを中心に様々なハワイに関する情報をお届けできたらいいなと思っています。

新着記事